日本の塗箸の70%以上が
若狭地方から生まれています。

若狭小浜は若狭塗箸のふるさとです。若狭塗箸は、約400年の歴史を持つ小浜市の地場産業(古くから小浜市に根付いた特色ある産業)のひとつです。海の町、若狭小浜の浜辺で、波に洗われる砂や貝殻を漆とともに箸につけたことが由来とされており、当時は「磯部塗」と称されていた漆芸であったようです。その時代、塗箸というのは、非常に高級なものとして珍重されていました。